治療例

40代〜

【症例46】下痢が半日続いて外出できない過敏性腸症候群

  • 患者さま

    女性 40代

  • 通院期間

    1.5ヶ月

  • 通院回数

    8回

  • 通院頻度

    1週間に1回

症状・経過

幼い頃から下痢や腹痛になることがあり、中学生から症状が頻繁になった。

普段から下痢だが、外出前は特に下痢になりやすく、半日以上も続く水様便と下腹部痛で外出をあきらめることもある。電車の中や寒い場所で症状が悪化する。食前や食後の腹鳴も多い。

消化器内科で過敏性腸症候群と診断された。

インターネットで当院を見つけ、腹痛や下痢症状を改善し不安なく外出できることを目標に来院した。

治療内容と経過

お腹を確認すると右の腹部と下腹部が硬く緊張し押すと不快感があった。手や足のツボに鍼をすると、お腹の硬さや張り感が和らいだ。施術と合わせて低フォドマップ食を行うよう伝えた。

3回の施術で排便回数が減り、便の形状が普通になった。外出前の腹痛と下痢はなくなった。

以降も外出前の腹痛と下痢は週に0~1回程度で不安なく外出が可能になった。

週1回の通院を続け、8回目以降は症状が安定してきたため通院間隔をのばしながら施術を継続する予定。

同時に治療した症状

なし

使用した主なツボ

LR合谷、LR四瀆、R上巨虚、R三陰交

考察

外出前に腹痛があった経験から「腹痛が起きるのではないか?」と考えてしまうことで症状が出やすくなっていた。

症状の再発を避けるために、過度にお腹を意識しすぎないことや、苦手な場所を避けるようアドバイスをした。

気持ちや考え方をすぐには変えることは難しいが、繰り返し意識し続けることで少しづつ改善がみられた。

【症例40】仕事ができないほどの強い腹痛と慢性胃炎

  • 患者さま

    男性 40代

  • 通院期間

    4.5か月

  • 通院回数

    13回

  • 通院頻度

    1週間に1~2回(10回目から2週間に1回)

症状・経過

単身赴任や仕事のストレスがきっかけで、1年ほど前から不定期に上腹部が痛むようになった。調子が悪いときは下痢になる時もある。

仕事ができないくらい痛むことがあり出社できない日もある。

胃腸科で検査をすると、腸内に複数の炎症や多数のポリープが見つかった。

ストロカイン、ミヤBM、コロネル、イリボーを服用している。薬は多少効いていると感じている。

当院通院中に過敏性腸症候群、慢性胃炎と診断され、セレキノン、トリメブチンマレイン酸に処方薬が変更された。

インターネットで当院を見つけ、腹痛を改善し無理なく仕事がしたいとの希望から来院した。

治療内容と経過

お腹を確認すると、胃の周囲や左季肋部、へそ周辺に硬さや不快感があった。お腹全体が冷えており、特に胃のあたりの冷えが強かった。

手や足のツボに鍼すると硬さや不快感、お腹の冷えが和らいだ。

腰痛の症状もあったため、2回目から腰痛も改善するお尻のツボも使用した。3回の施術で強い腹痛の回数が減った。

以降は症状に波がありながらも徐々に腹痛の頻度が減った。

9回の通院で多少不調の日でも仕事ができるようになった。

その後も、ストレスがかかると一時的に腹痛が出るものの、全体的に改善傾向。体調を確認しながら通院間隔をのばしている。

同時に治療した症状

腰痛

使用した主なツボ

LR合谷、LR四瀆、L上巨虚、L陰陵泉、LR二ノ臀

考察

お腹、特に胃の辺りの冷えが強かった。鍼をすると次第にお腹が温まり、それとともに不快感が消えて楽になることを患者とともに確認できた。元々持っていた腰回り、背中や肩の硬さも回数を重ねるごとに改善し普段の生活で気になることが無くなった。

【症例38】トイレでは出ないが職場の椅子に座ると勝手に出て我慢ができないガス漏れ

  • 患者さま

    女性 40代

  • 通院期間

    2ヶ月

  • 通院回数

    8回

  • 通院頻度

    週1回

症状・経過

%e8%85%b9

高校2年生の頃から腹痛や便秘、腹部の不快感、張り、ガス症状が出現するようになった。特にガス症状で悩んでおり、トイレでは出ないが職場の椅子に座ると勝手に出て我慢ができない。

自宅にいる時や便の状態が良い時は排便後しばらくはガス症状が改善するが、緊張した時や夕食後、座位での勤務時、人と集まる時は症状が出現しないか気になり余計に悪化する。

相談しづらい症状のため同僚などに伝えられず、家族に相談しても自宅では症状が軽快するため「気のせいでは」と理解を得られない。

内科や胃腸科で整腸剤を処方されたが効果がなく、胃腸の内視鏡検査で異常はなかった。心療内科ではパキシルやドグマチールを処方されるも変化なし。 また腰から背中が張りやすく、疲れた時に叩くと内臓に響く痛みがある。

腹部症状の悩みをウェブサイトで検索していたところ当院が見つかり来院した。

治療内容と経過

%e3%82%b0%e3%83%a9%e3%83%95

お腹を軽く触り確認すると張りや痛みが本人の訴えと同じ部位にあったため、左腹部は肘にあるツボを使い緩めた。ガスが多いのは消化不良のため起こると考え、スネのツボを使用した。

3回の施術で日中に我慢できなかったガスが我慢できる程度に減少し、腹痛や張り、不快感、便秘などの症状も半分以下になった。

その後は当日の腹部や背部の張りを確認し、その部位を緩めるツボに鍼を行い徐々に症状が軽減された。

8回の施術で多岐にわたる症状が軽快し、社内の忘年会に参加しても大きな症状が出ず安心して楽しむことが出来た。

現在は「通院できると安心する」ということで月1回の通院を継続している。

同時に治療した症状

背中の痛み

使用した主なツボ

LR曲池 R足三里 LR上巨虚 LR陰陵泉

考察

様々なガス症状に悩む女性が多く来院するが、友人や同僚など周囲に相談しづらいものである。また、薬で著効しない場合も多く、その後どのように改善を目指せばいいか悩む人も多い。

ガス症状は厳密に言えば過敏性腸症候群と別の症状であるが、併発することが非常に多い。過敏性腸症候群の施術で使用する腹部の張りを緩和するツボを使うことで、しっかりと改善に導くことができた。

通院する中で症状が改善されていき、笑顔が増えていく姿が印象深かった。

症例と同じ施術を受けてみる>>

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

【症例37】ニオイを指摘されてから感じ始めたガス漏れと精神的発汗

  • 患者さま

    男性 40代

  • 通院期間

    2か月

  • 通院回数

    6回

  • 通院頻度

    1~2週間に1回

症状・経過

図37

小さいころからお腹が弱く、高校生の頃からニオイを指摘をされるようになった。

もともと自覚はなかったが徐々にガス漏れを感じるようになり、センター試験では腹鳴、ガス漏れにとても悩まされた。

仕事の打合せで対人緊張時に滝のように汗が流れ、ガス漏れ、肛門の熱感がおきてどんどん焦ってしまい仕事の成果がでない。

また毎日5回ほど泥状の便があり、最近はスーパーに買い物に行くだけでも緊張する。

現在は心療内科にも通院中で過敏性腸症候群と社会不安障害と診断されている。

抗不安薬や腸の薬、漢方を処方されているがそれほど効果を感じない。

ガス漏れの施術が可能という事を知り来院した。

治療内容と経過

初回の施術前にガス漏れの検査を行うと、反応があり実際に漏れていることがわかった。

カウンセリングではガス漏れと同じくらい精神的発汗に困っているとお聞きし、お腹と発汗に関係する腕や足のツボへ鍼をした。

3回の通院で緊張時の発汗は8割、ガス漏れは3割改善し下痢も著効した。

5回目の施術前に初回と同じガス漏れ検査を行った。するとガス漏れの反応はなく本人も大きな改善を感じており、人前に出る仕事もできるようになった。

非常に遠方からなので通院頻度は7日~14日に1回のペースで通院し、現在も継続中。

同時に治療した症状

精神的発汗

使用した主なツボ

L合谷、L陰陵泉、L天井、L清冷淵

考察

ガス漏れと同じくらい精神的発汗で悩んでいた症例。

精神的発汗が改善することでガス漏れも軽減し両方の改善に繋がったと考える。

通院を重ねていくと話し方が落ち着いていく姿から、精神的余裕が出ていくことを感じることができた。

ガス漏れや精神発汗を鍼で治療する>>

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

【症例32】午後や生理前に悪化するガス溜まりやお腹のはり

  • 患者さま

    女性 40代

  • 通院期間

    3週間

  • 通院回数

    3回

  • 通院頻度

    週1回

症状・経過

32図

学生の頃からガスが溜まりやすく、張りで苦しいのを我慢することが当たり前になっていった。

3ヶ月前から急に症状が悪化し毎日辛い。

朝の排便後2時間の調子は良いが、午後や生理前は悪化する。そのため仕事に集中できず困っている。

12年前に内科を受診したが「問題なし」と言われ、薬を処方されたが飲まなくなった。

ウェブで当院を見つけ、ガス症状の施術数が多いことを知り来院した。

治療内容と経過

32グラフ

お腹を触診すると右側と下腹部が硬く緊張して不快感があった。普段ガスが溜まる場所と同じである事、生理前に悪化する事から足のツボを選び鍼をするとお腹がやわらかくなり不快感が緩和した。合わせて食事についての指導も行った。

週一回の施術を3回行うと、生活に支障がない程度に症状が軽減した。食生活が乱れると悪化するが自然と改善する。

本人が十分納得できる状態になったため、現在は月に一度のペースで通院中。

同時に治療した症状

特になし

使用した主なツボ

L三陰交 L陰陵泉 R下巨虚

考察

11月から通院を開始したが、早期に改善したため忘年会など外食が多い12月に間に合った。

症状が悪化するため外食を控えていたが、無理をしなければ安心して外食をすることができるように改善できた。

生理で悪化するIBS症状を鍼で改善する>>

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

【症例31】漏れた感覚がなくニオイで気づくガス漏れに20年以上悩んだ女性

  • 患者さま

    女性 40代

  • 通院期間

    10週間

  • 通院回数

    11回

  • 通院頻度

    週1回

症状・経過

図31

高校生の頃から自分では気づけないガス漏れが起こり、においで気づくようになった。

座っている時、肉体労働時、軟便や便秘時は更に悪化し腰痛もある。

20代に肛門科で検査をすると肛門括約筋が通常の半分程度の力しかないと言われた。

改善する運動を教えてもらい実行したが、逆に悪化したため中止した。

40代になってから症状がさらに悪化し、一日に何度もガス漏れするため生活に支障をきたすようになった。

乳酸菌のサプリを1年前から飲んでいるが、効果を感じたのは一時的であった。

ウェブで当院のガス症状の記事を読み来院した。

治療内容と経過

グラフ31

お腹を確認すると右側に痛みがあり、みぞおちや下腹部に緊張で硬くなっていた。足のツボに鍼をするとその場で痛みと緊張が緩和した。腰痛があり、肉体労働で悪化することから臀部(お尻)や腰に問題があると考え改善するツボを使用した。

7~10日に一度のペースで施術を行い、5回目から効果を感じ始めにおいがしない日が増えてきた。

更に施術を続けると便の状態や腰痛が改善され、仕事で疲労が溜まっても症状が出づらくなった。

11回目の施術でガス漏れの回数が明らかに減り、普通に生活できる状態になった。

正月休みから間隔を徐々に延ばし、現在は月に一度のペースで通院している。

同時に治療した症状

腰痛

使用した主なツボ

R陽陵泉 LR陰陵泉 LR陰谷 LR腰海 LR外秩辺

考察

ガス症状で悩む方の多くは漏れる感覚が自覚できが、今回の症例は全く自覚できず、悪化する要因も自覚できていなかった。

カウンセリングで悪化する原因を聞き客観視できるようになったことも主訴の改善につながったと考えられる。

今回のような最初のチェックシートの点数が低い場合、改善度を点数で判断することは難しい。

カウンセリングで症状を丁寧に確認することで、ガス漏れを気にせず生活できるように改善できた。

長く悩んだガス漏れを鍼で改善する>>

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

【症例23】幼少期から続く急な便意と腹痛

  • 患者さま

    男性 40代

  • 通院期間

    約1ヶ月

  • 通院回数

    6回

  • 通院頻度

    週1〜2回

症状・経過

23図

腹部症状で最初の記憶は4〜5歳の夏祭りでお腹を下したこと。

それ以来、下痢や腹痛、急な便意が多く、午前中を中心に毎日10回はトイレに行く。

現在は仕事など緊張する場面、バスや車の運転など移動中にトイレに行けない不安から症状が出る。また、脂っこいものや発酵食品を食べると悪化する。

トイレを自由に使える環境では症状が改善される。

総合病院の心療内科で血液検査をしたが異常はなかった。別のクリニックで星状神経ブロックを行うがあまり効果を感じなかった。

セレキノン、ストレージ、イリボー、トリメプチンなどを服用しているが気休め程度の効果しか感じられない。

他にもカイロプラクティックや退行催眠を行ったがこれらも効果がなかった。

注射が非常に苦手で鍼(はり)治療にも恐怖感があった。しかし、過敏性腸症候群に有効と知り何としても治したいという想いから来院した。

治療内容と経過

23グラフ

お腹を確認すると全体的に硬く緊張していた。トイレへ行けない不安が症状に繋がることや下痢の症状があることから、それに対応する手と足のツボに鍼をした。本人がお腹を触っても緊張が緩和したことを分からなかったが、施術者が十分柔らかくなったことを確認できたため初回の施術を終えた。

2回目の来院時に「自分のお腹が今までと違った。柔らかくなったと言われた意味が分かった」と報告を受けた。施術と合わせて食事指導も行うと1日のトイレの回数が半分になった。

3回目の後には緊張する場面でも症状が出ず、以降も徐々に症状が出る事が減った。

6回目の施術でどの症状もほとんど気にならなくなった。

ここまで週に1〜2度の頻度で施術を行ってきたが、2週間に一度の間隔にあけて通院を続けている。

同時に治療した症状

特になし

使用した主なツボ

L合谷 L陰陵泉 L足三里 L元瑠 LR陽陵泉

考察

鍼への恐怖、不安は完全に消えないものの、施術を重ねる事で徐々に慣れていった。

こちらの声かけや、説明を何度も行う事で不安が軽減されたとの言葉を頂けた。

当院は他の鍼灸院に比べても非常に刺激の少ない施術になっている。「鍼が怖い」という理由で治ることを諦める人が減るよう、今後も情報発信や声かけを続けていきたい

痛くない鍼治療をLINEで1000円オフ 予約する>>

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

【症例20】海外出張後に悪化し腰痛が出ると下痢がひどくなるクローン病

  • 患者さま

    男性 40代

  • 通院期間

    2ヶ月

  • 通院回数

    5回

  • 通院頻度

    2週間に1回

症状・経過

図38

20年以上前にクローン病を発症し専門病院にて治療を続けている。

普通便や軟便・水様便をくり返しているがここ数年は軟便・水様便が増えている。

昨年末に海外出張後に更に軟便・水様便が増え、最近は毎日下痢。腹痛はあまりないが、へその右側が硬く張った違和感、腰椎周囲に痛みが出ると下痢が治まらなくなる。

白米など固形物を食べると下痢になるためエレンタール(栄養剤)や豆腐などで食事を取っても下痢が多い。

大腸カメラで検査するが狭窄があり、医師からは炎症は小腸のみで起きていると言われている。

レミケードやペンタサ、アザニン、タンナルビンでの薬物療法で改善はみられているが。

鍼は薬物療法と折り合いをつけながら併用できるのではないかと考えている時にウェブで当院をみつけ来院した。

治療内容と経過

初回の施術でお腹を触診すると主訴の右側と下腹部に張りを感じた。下腹部の張りは下痢症状と関りが強いため対応する足のツボに鍼をすると張りが減弱し、便の形が少し固まった。

2週間に1度のペースで同様の治療を続けると張りや水様便がなくなり、便の固さが出てきた。

腰椎周囲の痛みも起こらなくなり固形物での食事を取れるようになったため、通院期間をのばし現在は1カ月に1回のペースで通院中。

同時に治療した症状

腰痛

使用した主なツボ

LR陰陵泉 R上巨虚

考察

難病指定されているクローン病だが、薬物療法との組み合わせで症状を大幅に改善することができた。

「少しでもみんなと同じように気を遣われずに食事をしたい」の目標を達成でき喜んでもらえて嬉しく思う。

楽しく食事を楽しみたいから鍼治療を受ける >>

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

【症例18】ストレスや人が多く静かな環境でガスが勝手に漏れる

  • 患者さま

    男性 50代

  • 通院期間

    1ヶ月

  • 通院回数

    5回

  • 通院頻度

    週1回

症状・経過

図20

20年ほど前にC型肝炎になりインターフェロンを行った頃に発症。

毎朝排便時に強い腹痛があり、ガス(おなら)がたまり勝手に漏れるようになった。

精神的ストレスがない時はいいが

  • 人が多くて静かな環境
  • 仕事が忙しくなる
  • 会議の前夜

などで症状が悪化する。夏は冷たい飲み物をよく飲むため腹痛が起きやすい。

内科や心療内科で過敏性腸症候群(IBS)と診断された。処方されたイリボー、コロネルはあまり効果を感じない。

特に症状が悪い時はパキシルを飲むが副作用の影響があるため飲みたくない。

心療内科に通院中だが待合室でガス症状が出て辛い。

ウェブで過敏性腸症候群(IBS)に鍼が有効な事を知り来院を決めた。

治療内容と経過

グラフ20

腹部を触診すると左側全体が硬く不快感があった。問診とお腹の状態から不安感が原因と考え、対応する手のツボを使った。ガス症状に効果がある足のツボにも鍼をした。再度お腹を確認すると硬さ・不快感が楽になった。

翌日にLINEで強い腹痛がなくガスがたまった感覚が和らいだと報告を受けた。

2回目以降、週一回の通院を行い、ガス漏れに効果がある腰と膝のツボにも鍼をした。

施術をする毎に改善し、5回目のには腹痛・ガス症状がほとんど気にならなくなり、冷たいものを飲んでも腹痛はなくなった。

通院間隔をあけても症状が落ち着いているため、少しずつ間隔を伸ばしていき通院を終了。

同時に治療した症状

腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛、足のしびれ

使用した主なツボ

L陰陵泉 L合谷 L曲池 LR志室 LR委中

考察

体の緊張(硬さ)と不安感は関係がある。鍼は体の緊張を緩めることでき、結果として不安感を減らすことができる。不安感が減れば腹部症状も出なくなるので、好循環を生む。

この方も施術回数が進むにつれ精神安定剤であるパキシルを飲むことがなくなり安心されていた。

また、当院は予約制のため待ち時間がなく他のお客様と顔を合わせないよう配慮されているため、不安なくご利用頂けたのではないだろうか。

男性でもつらいガス漏れを治すため予約する>>

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

【症例17】揚げ物をきっかけに7kg体重が減った下痢

  • 患者さま

    女性 50代

  • 通院期間

    2ヶ月

  • 通院回数

    7回

  • 通院頻度

    週1回

症状・経過

図19

1か月前、揚げ物を食べた後に急な下痢となり、その恐怖感で食欲が落ち7㎏やせた。不安から遠方への外出ができない。

軟便が続いており、常に便意とお腹の不快感がある。午前中は特に調子が悪い。

消化器内科にて大腸内視鏡、胃カメラの検査を行ったが異常は見つからなかった。コロネル、ラックビー、漢方薬を処方されたが効果を感じなかった。

当院ウェブサイトの症例を見て自分にも鍼が効果的ではないかと考え来院した。

治療内容と経過

グラフ19

お腹を触ると、肋骨の近くと下腹部に不快感の訴えがあった。恐怖感や不安が主な原因と考え、症状を緩和する手のツボと下痢に対する足のツボに鍼をする。その後お腹を確認すると不快感が緩和されていた。1週間後も不快感は軽減しており、便意も減っていた。

2回目以降も同部位を中心に胃や骨盤に対する施術も行う。5回目の通院後、全体的に症状が大きく改善され不安感も軽減した。

7回の施術後に1人でも遠出できるようになったため通院を完了した。

同時に治療した症状

特になし

使用した主なツボ

L陰陵泉 LR合谷 L足三里 LR次髎

考察

話を聞くと、強い便意はないものの「もしもトイレに間に合わなかったら…」という不安が強かった。

お腹の症状は不安とともに増悪してしまう。お腹の硬さとともに不安感に対する施術で症状を改善することが出来た。

今ならLINEで1000円オフ 予約する>>

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

【症例7】朝に症状が悪化する10年以上続く下痢や急な便意

  • 患者さま

    男性 50代

  • 通院期間

    5週間

  • 通院回数

    7回

  • 通院頻度

    週1〜2回

症状・経過

j腹

中学生の頃から腸が弱いと感じ、慢性の下痢で悩んでいる。10年ほど前から常に軟便か水様便しか出ない。

朝の時間帯は起床・朝食・出勤など事ある毎にトイレに行く事が多い。

仕事は管理職をしており、部下や取引先との関係で常に緊張感が強くストレスを感じている。仕事中、急な便意があるためトイレの場所を把握しておかないと不安である。

アルコールをよく飲むため、それが原因と考え控えたこともあるが症状が緩和されなかったため、現在は週に5~6日は飲んでいる。

年に1回大腸の内視鏡検査を行っているが毎回異常なしと言われ、内科にてイリボーや整腸剤を処方されるが効果を感じていない。

ウェブサイトで当院を知り来院した。

治療内容と経過

グラフ太

まずはお腹の状態を確認すると左側の張りが強く、違和感の訴えがあった。仕事の緊張感が腹部へ影響を与えていると考え、ストレスと関係の深い手のツボに鍼をした。

続けて下痢の時に反応が出やすい腹部のポイントを触ると痛み・張りを訴えたため関係するスネのツボに鍼を打った。

最後に腹部の痛みと張りが緩和されたことを本人とともに確認し、初回の施術を終えた。

その後、週に1~2回のペースで通院を続け3回目の治療後から便に固さが出始め、急な便意や腹部の不快感の減少を自覚できるようになった。

4回目の治療時に下痢の反応ポイントを確認すると右側に痛みを感じ、左側に張りがあったため両側のツボに使用した。

後日確認すると便の形状が大幅に改善したとの事だった。また、これまで「我慢できない急な便意」のみだったのが「焦ってトイレに行かなくてもいい普通の便意」が10年振りにあり「昔はこんな感覚だったと忘れていた」とのことであった。

その後も左右のツボを同時に使い治療を重ね、7回目の治療後で更に症状が改善された。年末年始に治療の間隔があいても症状は沈静化していた。

他にも症状があったため通院していたが、仕事の関係で通うことが出来なくなり治療を終了した。

同時に治療した症状

特になし

使用した主なツボ

LR陰陵泉 L合谷 L足三里

考察

これまで様々なことを試しても下痢に効果がなく、鍼が初めてであることもあり強い不安感があるように感じた。

過敏性腸症候群はその場で効果を確認することが難しい中、何度か通院して頂く必要がある。そのためにも本人の不安を減らし変化を感じてもらうため、鍼の前後にお腹の張りや痛みの改善を実感してもらうことを重視した。

結果通院のたびに不安の表情が消えていき、7回の施術で大きな成果を上げることが出来た症例であった。

長年悩んだ下痢を鍼で改善する >>

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

【症例6】小学一年生の頃からゴロゴロとお腹が鳴り下腹部が突っ張る感覚で苦しい

  • 患者さま

    女性 40代

  • 通院期間

    2ヶ月

  • 通院回数

    7回

  • 通院頻度

    週1回

症状・経過

%e8%85%b98

小学一年生の頃から「ゴロゴロ」とお腹が鳴り、五年生の頃から症状が悪化し腹痛や下痢の症状も併発した。

常に下腹部が突っ張る様な感覚があり苦しい。バス移動や会議、映画館、美容院などトイレに行きづらい状況になるとソワソワ落ち着かず不安から症状が悪化する。

食後に腹痛が多く外食、特にラーメンを食べると必ず発症する。通勤の妨げにならないように朝食は職場に着いてから摂っている。

以前通院していた病院で過敏性腸症候群と診断され、現在は心療内科も通院している。

以前はブスコパンを処方され現在はイリボーやクロチアゼパム、ストッパなどを処方されているものの「気休め程度の効果」しか感じられない。

知人が鍼灸施術を受けていると聞き、検索で当院のウェブサイトにたどり着き来院した。

治療内容と経過

%e3%82%af%e3%82%99%e3%83%a9%e3%83%95

お腹を触って確認すると下腹部の広い範囲に張りと痛みがあった。

緊張で症状が悪化することや腹鳴(お腹が鳴る)に効果がある手のツボに鍼をした。すると下腹部にあった症状が限局されたため、痛みが残った場所に対応する足のツボを使い痛みと張りが緩和された。

2回目の施術中に「あお向けで寝ると落ち着かず、下腹部に力が入らない感覚がある」との話があった。そこに注目し、下腹部に力が入りやすくなる膝下のツボを使用した。日常的な緊張を落ち着かせるため手のツボに円皮鍼(シール鍼)を貼った。結果として腹鳴の音が小さくなり、日中は気になることが減少した。下痢や腹痛も改善され、日常でも落ち着かない感覚が少なくなった。

その後、外出やラーメンを食べるといったIBSの出現しやすい場面があった。結果、症状は出現したが通院開始前に比べ大きく増悪せず、美容院を利用しても発症しなかったとのことであった。

7回目の施術後、チェックシートの点数が半分以下になり症状も落ち着いているため、現在は月に1度の通院を継続している。

同時に治療した症状

特になし

使用した主なツボ

LR合谷 R陰陵泉 L元瑠

考察

腹鳴は男性よりも女性から症状の訴えが多い。 お腹が鳴る恥ずかしさや「鳴るのではないか」という緊張感でIBSが悪化することも多く、当院で力を入れている症状である。

今回は腹鳴とは関係ない「下腹部に力が入らない感覚」に着目した結果、症状の大きな改善がみられた。

腹部触診の反応を確認し施術方針を決定するが多いが、細かな動作やカウンセリングを含めた何気ない会話の中に改善のヒントが隠されていることがわかる症例であった。

今ならLINEで1000円オフ 予約する>>

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

【症例1】外出時に便漏れすることもある下痢

  • 患者さま

    女性 40代

  • 通院期間

    5週間

  • 通院回数

    5回

  • 通院頻度

    週1回

症状・経過

%ef%bd%8a%e8%85%b9

幼少期から症状があり小学生時の教師から過敏性腸症候群じゃないかと言われていた。

下痢気味で常に軟便。毎回腹痛で便意を感じるので、普通の便意がどういう感覚か分からない。外出時に急な腹痛が起こりトイレに間に合わないことが何度もある。疲労や睡眠不足で症状が悪化しやすい。月に1度月経時などに水っぽい下痢になり、その後2,3日便秘になる。

我慢できないほど強い腹痛が出ると頭痛の時に使うイブクイックを飲む。

体質だから仕方ないと諦めていたが、改善できると知り来院した。 

治療内容と経過

%e3%82%af%e3%82%99%e3%83%a9%e3%83%951

お腹を確認すると、右側を中心に痛みが出やすく、下腹部を押すと上まで響く特徴的な症状があった。この部分が原因と考え、スネ付近や足の甲にあるツボに鍼をした。結果、腹部の緊張が緩み押した痛みが軽減した。

初回の施術後、緩かった便が通常の便に変わり、毎日あった腹痛も大幅に緩解した。

2回目の施術後には記憶がある限り初めて腹痛無しで排便することができ、「便意がどういうものかわかった」とは本人の言葉。また、いつもならトイレに間に合わないくらいの腹痛が4回あったが間に合った。

3回目の施術後には時々ある腹痛以外の症状は消失した。

5回通院し症状の悪化もなかったので通院を終了した。 

同時に治療した症状

特になし

使用した主なツボ

R三陰交 R元瑠 R上巨虚 R足三里 L太衝 R合谷

考察

子供の頃から長く続く過敏性腸症候群の症状を有していても、腹部を丁寧に触診し原因となっているポイントに対応するツボを使うことで症状を改善することが出来た。

週2回という短い間隔で施術できたことが、わずか3回で本人も驚くほどの効果を出せた理由だと考えられる。

今ならLINEで1000円オフ 予約する>>

※結果には個人差があり、効果効能を保証するものではありません。

ID:@yyi0081v

ページTOPへ

お気軽にお問い合わせください

052-734-9087

予約・お問い合わせ