過敏性腸症候群(IBS)経験者ですので、それにつながるワードには感度高い北川です。
今日、グッディーという番組から「ほにゃらら便」と聞こえてきましたのでクワァ!となりました。よく聞くとちょいもれ便というものを扱っていました。
ちょいもれ便とは、言葉そのまま日常の中で便を少し漏らしてしまうことをそのように名付けたそうです。
名付け親はおむつや生理用品を取り扱うユニ・チャーム。2万人の大規模調査を行い、このちょいもれ便を半年以内に経験した成人が約2割いたそうです。
これって多いと思いますか?少ないと思いますか?
IBS時代、おならと共にパンツへ着弾した経験が複数回ある私は「そんなもんじゃね?」と思うわけですが、番組内では「そんなにいるの!?」という反応でした。
余談ですが、何度も経験すると着弾するガスかどうかを放屁する寸前にわかるようになります。「やばい!」と思えば寸止めが可能となり着弾回数はどんどん減りました。何事も経験だとわかりますね。
ちょいもれ便とかいうのがテレビで取り上げられてるけど、これ多くはibsの下痢やガスの問題でしょ。肛門括約筋が原因の人は少ないはず。
なぜそう思うかって、何度も漏らした経験あるからだよ!言わせんな— 北川直樹 (@fukugi2910) 2017年5月29日
番組内ではちょいもれ便の原因を「外肛門括約筋の緩み」と結論づけていました。
ただ、番組中で年齢が若いほど経験者が多いとも紹介されており
「若い人ほど肛門括約筋が緩い世界ヤバい」
と違和感を感じたので、ユニ・チャームのサイトも覗いてみました。
ユニ・チャームのサイトでは原因を特定せず、
の3種類を紹介し特定の理由は挙げられていませんでした。
ただ、今回の調査を受けて?発売される新商品のプレスリリースでは括約筋の緩みから発生すると書かれていますので売り出し方としては番組と同じ方向性のようです。
私の感覚としては、漏らしている人、特に若い人はほとんどIBSの下痢型じゃないの?ということです。
そういう視点でユニ・チャームが提供している資料を見ると高い関連性があるように見えます。
ユニ・チャームの資料では若い人ほどちょいもれ便を経験した割合が高いとされています。
対してIBSも大規模調査で若い人ほど多いというデータが示されています。IBSについては漏れやすい下痢型の平均値となっています。
便もれの60代以上については、ユニ・チャームが言うように外肛門括約筋が緩んでいる人の割合が増えていることが予想されます。
ちょいもれ便の性差は少ないものの、男性の方が多く経験しているとのことでした。
IBSも便が漏れやすい下痢型が多いのも男性であり、ここでも関連性が見られます。
ユニ・チャームでは別の調査結果として、便もれのきっかけは何かという調査も行っております。
その結果圧倒的に多かったのは「急な便意で我慢ができなかった」「ガスをした際に」の2つでした。これって完全にIBSの人が苦しむ2大症状。
最初に書いたように私は多くの場合おならで漏れました。急な便意はハッキリ言うと「肛門括約筋どうこうってレベルじゃねーぞ」という勢いで襲ってきます。
ここまで見た限り、今回の調査結果とIBS患者との傾向はかなり近いと思うんですよね。
私の所見。
調査結果はIBSとの関連性を強く感じますし、高齢層以外は肛門括約筋あまり関係ないんじゃないかと思います。
ただ、サイトを見てみると経験者の声がどれも40代以上で、会社としては尿のちょいもれやおむつを使用する世代を意識していることが感じられます。
私が現場に近い位置にいて患者さんやネットを見る限り、ちょいもれ便で本当に苦しんでいるのは最も経験者が多い若い世代だと思うんですよね。
ユニ・チャーム様におかれましては、若い層向けの商品開発に力を入れてみるのはいかがでしょうか。例えば若者が履いても恥ずかしくないデザインのガス用消臭パンツや、男性の下着(トランクス)でも使える便パッドなど。
今回の調査とも合致しますし、購買層が広がること間違いなし。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
こちらの新商品は早速注文させて頂きました。
ネット専用販売とのことで、現在御社が狙っているであろうターゲット層に届くのか心配ですが・・・。
送料無料はアマゾンだけなのでご興味がある方はそちらから。
届いたらレビュー予定。さすがにガチで漏らしての検証はしないよ!
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