ふくぎ鍼灸院の北川です。
2016年で35歳になります。
私くらいの年齢で「お腹弱いキャラ」の代表格と言えばちびまる子ちゃんに登場する山根くんではないでしょうか。
中学〜高校時代に過敏性腸症候群(IBS)で腹痛や下痢に悩んだ私は、「山根くんと同じような胃腸が弱いな〜。体質だししょうがない」などと思っていました。
今言えることは「いや、それ体質よりも体の状態が問題で改善する病気だから」ということでしょうか。
私がIBSだったので胃腸が弱い山根くんもIBSなんだろうか、と思いちょっと真剣に調べてみました。
山根くんがIBSなのかどうかを知るには、まずどんな人間かを知る必要があります。
山根 強(やまね つよし)
もし、IBSなのだとしたらカステラはやめた方がいいでしょう。
納豆の原料である大豆も食べられないほうが良かったかも。
飲食やストレスで症状が出るということは、IBS怪しいのかもしれません。
それよりも、2016年現在で51歳ということに驚愕したのは内緒。
「山根くん 病気」で調べたら最初にヤフー知恵袋が出てきました。そこでのやり取り。
Q.ちびまる子ちゃんの山根くんは過敏性腸症候群ですか?
A.おそらくそうでしょう。神経を使いすぎたり、寝不足、過労、精神的に悩みを持つ方などに生じやすい病気ですよね。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1114212731
と出てきました。
山根くんの症状を調べると基本お腹の痛みのみで、トイレにこもってたり下痢で急いで駆け込む様子は見つけられませんでした。
これだけだと、過敏性腸症候群と言うには難しくなってきました。
ここで、過敏性腸症候群の最新定義を確認してみましょう。
偉い先生たちが集まり過敏性腸症候群を定義しました。
2006年に決まったものを、「ローマⅢ」といい日本でも過敏性腸症候群の診断に用いられています。
その内容がこちらです。ちなみに、検査で他の病気がない人が前提です。
1.排便によって症状が軽減する
2.発症時に排便頻度の変化がある
3.発症時に便形状(外観)の変化がある
3項目の2つ以上があてはまる
継続的な腹痛は間違いなくありそうですが、アニメを見る限り便についての言及がなく3項目の内容は当てはまりそうにありません。
言及されていないのは、夕方6時という夕食時の放送時間にも理由がありそうですが・・・。
ここまでで言えることは、TVアニメを見る限り
山根くんは過敏性腸症候群(IBS)ではない!
ということです。
漫画だと違う表現があったりするのでしょうか?教えて、詳しい人!
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