過敏性腸症候群向けのヨガは低フォドマップ食と同じくらい効果がある ふくぎ鍼灸院のブログ

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2019年01月22日

過敏性腸症候群向けのヨガは低フォドマップ食と同じくらい効果がある

12月より、ふくぎ鍼灸院での過敏性腸症候群専門ヨガ教室が始まっています。

なぜヨガなのか。

それはまぎれもなくヨガに効果があるからです。

今回はヨガが過敏性腸症候群に効果のある理由をお伝えし、ヨガに興味を持っていただけたらと思います。

ヨガは自律神経を整える

過敏性腸症候群はストレスなどで交感神経の働きが強くなり、腸が敏感になることで痛みが起こりやすくなる病気です。

これに対して、ヨガをすることで副交感神経の働きを強くし腸の過敏性を改善でき、気持ちを落ち着かせる効果があることがわかっています。

特に患者さんの多いガス型の腹痛で言えばこの図のようなイメージになります。

ヨガ改善イメージ

今まで大量のガスに加え痛みを感じやすかったため腹痛が起こっていたものが、過敏性が改善することで痛みが出づらくなるのです。

過敏性腸症候群は「急に便意が来たらどうしよう」「ガスが漏れるかもしれないから外に出たくない」という声が多くあります。

気持ちを落ち着かせることで、起こるかどうかわからないことを不安に思う”予期不安”を感じづらくする効果があるのです。

過敏性腸症候群に効果が高い低フォドマップ食

低フォドマップ食は食事療法の一つで、世界的に効果が認められているため、過敏性腸症候群の治療でとても注目されている方法です。

当院でも特にガス型や下痢型の方に対して、セルフケアとして低フォドマップ食をおすすめしています。

理由は、お腹で発生するガスの量を減らすことで腹痛や便秘、腸の働きを整える効果があるからです。

先程と同じように効果を図にするとこのような感じです。

低フォド改善イメージ

過敏性は変わりませんが、ガスの量が減ることで過敏性腸症候群の痛みが起こりづらくなります。

ヨガと低フォドマップ食の効果を比べてみる

ヨガお腹のばすポーズ

どちらも過敏性腸症候群に効果があるセルフケアですが、果たしてどちらがより有効なのでしょうか。

実は、これらを比較した研究論文があります。

それによると、どちらも過敏性腸症候群に対して同じくらい高い効果があるということがわかりました。

その内容について詳しく触れていきます。

引用→https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/apt.14400

研究の内容

59人の過敏性腸症候群患者が、12週間にわたってヨガグループの患者は週に2回、低FODMAPグループの患者は合計3回の栄養カウンセリングを受けました。

具体的には、ヨガが過敏性腸症候群向けにカスタマイズされたものを週2回、75分を行い、自宅でも練習するようすすめられました。

低フォドマップ食は、平均してアドバイスの7割程度が守られたと申告されています。

年齢は18歳から75歳の間で、下痢型や便秘型などタイプに制限はありません。

研究の結果

12週後のヨガと低FODMAP食はどちらもハッキリ症状が改善する効果がみられました。

特徴としてヨガの患者がストレスと心理的苦痛、不安感などが減りました。

低フォドマップ食ではお腹の張りがよく改善したようです。

下痢や便秘などタイプでの差は見られませんでした。

改善を感じるスピードとしては低フォドマップ食の方が早かったが、長い目で見れば差がなかったのは面白いです。

 

論文の結果からわかること

ヨガ足上げポーズ

まず言えるのは、どちらも効果があるということ!

先に説明したとおり、ヨガは過敏性を改善し、低フォドマップ食はガスを減らすという効果が違うので、両方一緒に行うことでより相乗効果を狙えるというのもいいですね。

当院で提供しているヨガは、この実験と同じく過敏性腸症候群向けに作られたものですので効果が期待できそうです。

時間については30分と60分を用意していますが、30分は「ヨガってどんなのだろう、私にもできるかな?」という体験版だと考えて頂いたほうがいいです。

自律神経を整え、症状に対しての効果を期待するなら60分のコースをおすすめします。

当院のヨガについてはこちらで詳細を紹介しております。

名古屋でおならや便秘にお腹の腸活ヨガ教室やってます

厚生労働省のサイトでは、ヨガの胃腸への効果を調べた論文を掲載していますので、興味がある方はこちらもどうぞ。

「統合医療」総合情報発信サイト

続けるのが難しい人は鍼治療をすすめます

ヨガや低フォドマップ食など、セルフケアの欠点は続けるのが難しいことです。

今回の論文も12週、つまりやく3ヶ月継続して結果を出しています。

低フォドマップ食をしようと思っても、ついついパンや麺類を食べてしまい続かないという声も聞きます。

そういう場合は鍼治療をおすすめします。

自律神経の働きを調整し副交感神経を優位にするというヨガの効果と、腸の働きを正常にすることでガスを減らす低フォドマップ食の効果、両方が鍼にはあるのです。

鍼改善イメージ

続けることが難しい、早く効果を出したいという方はご相談ください。

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