学生時代は歴史に全く興味のなかった北川です。
今の時代のようにネットで気になったことがすぐに検索出来る時代だったらもっと好きだったと思うんですよね。
最近では真田丸を見た後に、気になる武将や戦について調べ、気づいたら深夜になることもあるほど興味バリバリです。
しかし、武将の過敏性腸症候群(IBS)について調べる日が来るとは夢にも思いませんでした。
本日放送されたNHK大河ドラマの真田丸第33回「動乱」において、それは表現されておりました。
徳川家康を討とうとするも、誰も味方してくれずストレスでIBSと思われる症状を発症する三成。
腹痛を起こしながらキレております。
色々ご高説を垂れますが、やっぱり腹痛で顔をしかめ腹を押さえる三成。
なんというか、気持ちがわかりすぎて真田丸を見てきて一番感情移入をしてしまいました。
この甲冑脱いで排泄とか間に合うのかよ、と勝手に心配したり。
23回「攻略」の際も忍城攻めがうまくいかず腹痛を訴えていましたが、今回はその比ではありませんでしたね。
今回の表現、どのようなところから出てきたきたのか調べてみました。
一番有名なのは関ヶ原の戦いに敗れた後。
敗走中に腹痛や下痢で動けなくなったところ、田中吉政に捕縛される。腹痛で病む三成にニラ粥を勧め、三成はそれを食した。
このような話が、三成IBS説の元になっているようです。
他にも、関ヶ原の戦い前にも腹痛や下痢を起こしていたという話があるようです。
IBSの症状はストレスで悪化しやすく、性格的な面も大きいとされている。どんな性格の人がなりやすいのか、一般的に言われているのはこのような性格です。
ようは、ストレスを抱えやすく発散しづらい人がなりやすいということです。
前述した通り歴史には詳しくありませんが、真田丸の三成を見る限り完全に当てはまりますね。
今日の話は、誰からなんと言われようと徳川討ちを進めようとしたり、身の上話をしようとする細川忠興に被せるように喋り始めてみたり。IBSになりやすい性格から逆算して作られたんじゃないかと思えるくらいの内容でした。
もちろん本当の三成についてはわかりませんが、真田丸では今後もIBSキャラとして描かれることは間違いなさそうです。
だとすると、関ヶ原の戦い前後ではどれほどの症状が出てしまうのか。あまり共感しすぎてしまわないよう、心の準備をして楽しみに待ちたいと思います。
本題とずれますが、面白いなと思った三成の話を一つ。
先ほど三成の逸話として、ニラ粥の話を挙げました。もう一つ、食べ物に関わる有名な逸話があります。
関ヶ原の戦いの後、処刑前に白湯を欲した三成に対し、干し柿ならあると言うと「柿は痰(たん)に毒だ」と言って食べなかったというもの。
「最後まで毒を避け生き延びようとしたんだ!」と言う人や「柿は痰にいいのだから馬鹿だったんじゃないか」と言う人。「柿が冷える食べ物だから下痢を恐れて食べなかったんだ」という説など柿一つ食べなかっただけで21世紀の人間に議論させる三成はすごいですね。
私は少し視点を変え、IBSに関係すると言われるフォドマップ食に絡めて考えたいと思います。
下痢やガスが発生しやすい食材を高フォドマップ食としています。
今回出てきた干し柿とニラ、実はどちらも高フォドマップ食だったんです。
もしかすると、ニラ粥を勧められ食べた三成はその後また下痢に。
「他人から勧められた食べ物はもう食べん!」との想いから干し柿を適当な理由つけて食べなかった。
そんな裏話が「柿は痰に毒」という謎の言葉に繋がったんや!というオチで今回は終わりとさせて頂きます。
当時も鍼灸あったはずだけど、三成は受けなかったのかな〜?
映画の告知で、三成の子孫について触れられていました。やっぱりお腹が弱いそうです。
お腹弱い演技も入っているようなので観なきゃですね!(使命感)
やはりIBSは遺伝するのか!?
石田は「過敏性腸症候群で、”三成腹”と言うんですけど、ずっと代々、15代続いて。父も息子もそうですし、私も昨日そうでしたね」と明かす
岡田准一、石田三成の子孫とわかり合う! お腹が弱い演技に挑戦https://t.co/OAzBUIRp2F
— 北川直樹 (@fukugi2910) 2017年9月7日
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