過敏性腸症候群治療専門ふくぎ鍼灸院の北川です。
原因不明の下痢や便秘があり腹痛も襲ってくる。これが長期間続くと不安になりますよね。
そう思って検索すると、多くの人が「過敏性腸症候群(IBS)」という病気に行き当たると思います。
この病気は日本人の7人に1人に当てはまる、困っている人が多い病気です。
もしかしたら私は過敏性腸症候群なのかもしれない
こう感じた時に、病院へ行くべきなのか?
私は行くべきだと思います。
行った方が楽に生活できるようになる、と言ってもいいでしょう。
その理由と、病院へのかかり方をお伝えします。
目次
そもそも過敏性腸症候群とはどんな病気なのか。
世界的に決められた診断基準を見ていきましょう。病院でもそれを参考に診断を下します。
要約すれば、このような症状のを過敏性腸症候群と考えます。
あなたは当てはまりそうですか?
病院に行ったほうがいいと考える理由の一つは危険な病気でないかを調べるためです。自己判断は危険です。
先ほど紹介した過敏性腸症候群と思われる症状がある人の中でも、以下のような症状がある人はいませんか?こんな人は要注意です。
これらが併発している場合、潰瘍性大腸炎・クローン病・大腸がんなど危険な病気につながる可能性があります。
心当たりのかる方は、できるだけ早めの受診をすすめます。
何科に行けばいいですか?とよく質問をいただきます。
基本的には、近所の消化器内科、胃腸科がベストだと思います。近所になければ、内科でも問題ありません。
「消化器内科 地名」の検索で病院が出てきます。
そこで問診や簡単な検査を行い危険な病気が疑われると、大きな病院での検査をすすめられます。
そうでなければ、症状を抑える薬が処方されます。
もちろん先生によって診断や検査の仕方は様々なので、指示に従いましょう。
因みに私は何も知らずいきなり大きな病院へ行き、3時間以上待つことになりました。紹介状も持っていないため、高いお金も払うことになりました。
大きい病院へ行きたい場合は、まず近所の病院で紹介状をもらってから行きましょう。
過敏性腸症候群は薬ですぐに完治する病気ではありません。
「だったら病院行っても意味ないんじゃないの?」
こう思われる方もいると思います。
しかし、この病気は不安が強くなれば症状が悪化しやすいのです。
このような不安が症状を悪化させます。
病院へ行き危険がないとわかり、対処療法であっても症状を抑える薬をもらう。それだけで、かなりの不安は解消されます。
薬を飲み続けていたらいつの間にか治っていた、という人もたくさんいます。
まずは今の不安を減らすためにぜひ行動して下さい。
もう一つ、行った方がいいと考える理由があります。
それは、自分が病気だと周りの人に証明できる、ということです。
過敏性腸症候群であるかどうかは見た目でわかりません。
症状を伝えても「私もそういうことあるし、気にしすぎだよ」と言われたりします。
心の中で「いやいや、そんな甘いものじゃないんだって!」と思っても、なかなか理解してもらえないのがこの病気です。
何度もトイレに行ったり、遅刻すると学校や仕事場でサボりだと思われます。
私がまさにそうで、中学校では何度も先生に呼び出され悔しい思いをしました。
できれば、自己申告でみんなに辛さを認めてもらえる社会がベストだと思いますが、現実はそうではありません。
こんなとき、病院で病気だと言われているかどうかで周りの反応は変わります。
周りからのストレスを少しでも減らすためにも、病院受診を勧めます。
病院で過敏性腸症候群だとわかれば、薬での治療になります。
しかし、多くの人を助ける薬も万能ではありません。
これらはふくぎ鍼灸院の患者さんからの声です。
もしあなたもこのように感じているなら、鍼治療をおすすめします。
薬では効果がなかった多くの人が改善し、不安のない生活を送っています。
副作用はほとんどなく、あなたが元々持っている体の力を引き出し根本から問題を解決できます。
病院や鍼灸院をうまく利用して、ストレスのない日々を取り戻しましょう。
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