IBS下痢型の原因や治療、考え方 過敏性腸症候群(IBS)の適応症状

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適応症状

過敏性腸症候群(IBS)の診断基準と治療法

IBS下痢型の原因や治療、考え方

腸の症状でも日常生活に影響を及ぼしやすいのが下痢です。過敏性腸症候群の下痢型は腹痛を伴いながら急な便意とともに下痢症状になるのが特徴です。

ここでは、下痢型の原因や治療、自分で出来るセルフケアなどを紹介します。

本当に辛い下痢症状

トイレ

あなたはこのようなことに心当たりはないでしょうか。

  • 朝、学校へ行こうとすると下痢になる
  • テスト前は下痢が怖くて何度もトイレに行ってしまう
  • 下痢症状で遅刻や欠席が多く、出席日数がやばい
  • 電車出勤は急な便意に対応できないので怖い
  • 通勤途中にあるトイレの場所は全て把握している
  • 脂っこいものは下痢になるので避けている
  • 仕事の飲み会に参加したあとはいつも下痢になる
  • 仕事中トイレに行くことが多いが、同僚や友人に理解してもらえない

 

全て今までお会いした患者さんが体験したものです。

過敏性腸症候群の下痢症状は、下痢と便秘の混合型の人も合わせると20代~30代の10人に1人が発症している非常に多い病気なのです。

ストレスで腸は過敏になる

ストレス

過敏性腸症候群はストレスがきっかけで発症することがほとんどです。

ストレスを感じると腸内で「セロトニン」という物質が分泌されます。セロトニンにより腸の動きが過剰となり食べたものが早く腸内を進んでしまうため下痢になります。

その下痢が新たなストレスとなり症状が出ることでより悪化すしていきます。

しかし、学校や仕事を休みストレスをなくしても症状が出る人がいます。

一度ストレスの限界となりストレスを受け入れる入れ物から溢れ出すと、それを回収するのは難しいのです。

食べ物の影響も大きい

下痢型の患者さんを見ていると、飲食した後に発症することがよくあります。

特定の食べ物で下痢が起こる場合もありますが、病気が進行すると何を食べても下痢になる方もいます。

 

下痢型の治療

食べ物で症状が出ることが多いので、自分が食べたものと下痢症状の記録をつけ、自分に何の食べ物が合わないのか知ることが重要。

「何を食べたらいいか」と考えがちだが大切なのは「何を避ければいいか」である。

一般的に下痢になりやすいとされる食べ物

過敏性腸症候群の方が下痢症状を悪化させやすくする食べ物には傾向があります。

  • ビールなどのアルコール類
  • 焼肉など脂っこいもの
  • コーヒーなどのカフェイン
  • 人工甘味料
  • カレーなど刺激物
  • 牛乳などの乳製品
  • アイスなどの冷たいもの

 

フォドマップから見て避けたほうがいいとされる食べ物

FODMAP(フォドマップ)とは、炭水化物の中でも発酵性の高い糖類を指します。その糖類が多く含まれている食品は「高FODMAP食」とされ下痢などIBSを悪化させる要因とされています。該当するのは以下のような食材です。

  • 果物→りんご・すいか・梨
  • 野菜→にんにく・ネギ・玉ねぎ
  • 穀物→うどん・ラーメン
  • 乳製品→ヨーグルト・ソフトチーズ
  • その他→甘味料・はちみつ

 

これらの食べ物を食べたあと、いつもより辛い下痢が起こるようであればあなたの体に合わない可能性があります。安心して過ごし、ストレスを増やさないためにも出来るだけ避けましょう。

参考:下痢やガスが怖いIBSの人に一番向いている忘年会の食事はこれだ!

 

病院では一般的に投薬による治療がほとんどです。

主な治療薬

  • セロトニン受容体拮抗薬(イリボー)→腸の運動を抑える
  • 高分子重合体(コロネル)→便を固まりやすくする
  • 消化管運動調整薬(セレキノン)→腸の働きを調整する
  • 乳酸菌製剤(ビオフェルミン)→腸内環境を整える
  • 抗コリン薬(チアトン)→腸の異常な運動を抑える

主な漢方

  • 桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
  • 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

他にも過敏性腸症候群に処方される漢方はあり、それぞれの症状や体力に合わせて処方されます。

過敏性腸症候群以外に慢性の下痢になる病気

腹部腹痛

過敏性腸症候群以外にも、慢性の下痢を引き起こす病気があります。どれも数は少ない病気ですが、症状が重く難病指定のものもありますので注意が必要です。

  • クローン病(腹痛と下痢以外に炎症症状)
  • 潰瘍性大腸炎(血便を伴う下痢)
  • 大腸がん(下痢・血便あるが無症状も多い)
  • バセドウ病(三大兆候との合併症として)

これらの病気は内視鏡や血液検査で診断されます。

特にクローン病や潰瘍性大腸炎は下痢が主症状とされる病気です。下痢や腹痛以外にも血便や発熱などの症状がある場合「慢性の下痢は過敏性腸症候群」と決めつけず、病院受診することも必要です。

下痢型の鍼治療

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ふくぎ鍼灸院における下痢型治療の考え方をお伝えします。

カウンセリングでは下痢の状態とともに、下痢が起こりやす場面や食べ物、同時に起こる腹痛の場所などを確認し、その人に合ったツボを考えていきます。

治療部屋に移ったあとは実際にお腹や背中、下痢と関係のあるツボの硬さを確認します。これによって、どの部分の緊張(硬さ)が原因であるかを特定します。

治療は手や足のツボに鍼をしたあと、お腹や背中が緩んでいることを確認できたら治療終了です。

これまでのケースで下痢症状は比較的早期に改善が見られることが多くあります。3回程度の治療で殆どの人が便の状態が変化したことに気づきます。

下痢型に有効なツボとセルフケア

下痢型の場合はほとんどの人に使うツボが「陰陵泉(いんりょうせん)」です。

ふくらはぎの内側にあり、押すと痛みが出やすい場所です。

ツボ陰陵泉

下痢治療では多くの場合ここに鍼を行いますが、指で押したりせんねん灸などで温めることで下痢が起こりづらいようセルフケアすることも可能です。

それ以外に、睡眠をしっかりとること、食事を食べすぎないこと、軽い運動をすることも症状を抑えるのに役立ちます。

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