【症例24】下痢やガス症状で退職も経験した女性の鍼治療改善例 過敏性腸症候群(IBS)の治療例

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治療例

ガス型IBS

【症例24】下痢やガス症状で退職も経験した女性の鍼治療改善例

患者さま

女性 30代

来院

2017年8月

症状

24図

高校生の頃に家庭や勉強でストレスが強くなり、学校で下痢やガス(おなら)、腹鳴が起きるようになった。

高校卒業で自然に改善したが、転職をきっかけに再発。退職したが症状は治まらず、今はトイレに行きやすい職場で以前より少ない日数働いている。

午前中に下痢が多く、1日5回以上トイレに行く。車通勤や仕事で急に便意が来ないか不安があり、食後や静かな場所、会議で不安が増悪する。

食後の悪化を防ぐため仕事中は昼食を食べない。7kgやせたため周囲から心配されるのも苦痛。生理不順であり、月経血量が少ない。

心療内科で過敏性腸症候群(IBS)と診断され通院中。パンラクミンプラス、イリボー、トラフニール錠、メイラックスを処方されている。薬で排便回数が多少減った感じはする。

当院の症例を見て自分も改善したいと思い来院した。

治療内容と経過

24グラフ

お腹を確認するとへその上下に硬さと不快感があった。足のツボに鍼をすると硬さや不快感がその場で軽減した。治療後に下痢が治まり、排便回数が減ったため便意による不安が軽減した。

ガス症状が残るため、3回目の治療から腰への治療を追加した。4回目の治療後にはガスや腹鳴の症状が半分程度になった。

治療開始から1カ月が経過した5回目の治療後は、ガス・腹鳴がより減少し、食後の悪化もなくなった。合わせて生理不順、月経血量の問題も改善された。

その後、少しずつ治療間隔を開けながら通院を続け、さらに症状が改善傾向である。

同時に治療した症状

生理不順、月経過少

使用した主なツボ

L合谷 L四瀆 L陰陵泉 L三陰交 LR腰海

考察

過敏性腸症候群(IBS)になると、トイレ事情に合わせて職場を探したり食事を制限するなど、本来やりたい事をいくつも我慢しているケースが多い。

この方もそのような境遇であったが、治療をすることで我慢する必要がなくなり、旅行をしたり旅先でで食事を楽しむなどQOL(生活の質)を改善することができた。

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