潰瘍性大腸炎やクローン病を鍼でどのように治療するか ふくぎ鍼灸院のブログ

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2016年08月20日

潰瘍性大腸炎やクローン病を鍼でどのように治療するか

整動鍼の効果にあいた口がふさがらなくなった件

前回からの続きです。

捻挫と痛風という原因が全く違う病態なのに、栗原さんは同じツボを使いました。

それは、病気ではなく症状を重視しているからです。

そのツボ選択から当院がメインとする腹部症状にどのように応用していくか考えたいと思います。

共通点は「炎症」

腫れ

捻挫と痛風、その二つに共通した症状とは「炎症」です。つまり、腫れ・痛み・熱感・発赤・機能障害がどちらの病態にも存在します。

これを抑えるために使うツボが手にあり、これを使って短期間で症状に大きな変化が出たのです。

炎症をともなう病気はそれこそたくさんあるわけですが、ふくぎ鍼灸院が得意とする腹部症状から思い浮かぶのが「炎症性腸疾患」です。

炎症性腸疾患とは

泣く腸

炎症性腸疾患とは名前の通り、炎症を伴う腸の病気です。 炎症を伴う腸の病気として「クローン病」や「潰瘍性大腸炎」があります。どちらも特定疾患として難病指定されおり、医療助成が受けられます。

過敏性腸症候群(IBS)は「過敏性大腸炎」と呼ばれる時代もありましたが、実際に炎症は見られないため現在の名前となった経緯があります。

クローン病

10〜20代の若い人に多い病気で、喫煙・ストレス・経口避妊薬などが危険因子としてあげられていますが、原因はわかっていません。

IBSと同じく腹痛・下痢が主症状がですが、体重減少や発熱も併発することがあり、内視鏡でハッキリと腸の変化を確認することが出来ます。

薬や食事での治療が中心ですが、症状が一時的に治まるだけで治ることは難しいとされています。

潰瘍性大腸炎

20代を中心に、幅広い世代で発症します。

自己免疫や細菌との関係が指摘されていますが原因はハッキリしていません。

症状でIBSやクローン病との大きな違いは「血便」です。

下痢も頻発し、腹痛や発熱、体重減少も併発します。こちらも内視鏡で炎症の確認を行い薬や食事が治療の中心となり、完治は難しいとされています。  

炎症性腸疾患を鍼でどう治療するか

お腹触診

これらを鍼でどう治療するか。

どちらも炎症を伴う病気なため、手にある炎症を抑えるツボが有効になってきます。

このツボは体の場所に関係なく、全身の炎症を鎮めるようように働くようです。

そのツボで炎症を抑えながら腹部の緊張を見ます。

炎症性腸疾患の方も間違いなくお腹の硬さがあると思いますので、これを手足のツボを使い緩めることで、再発しづらい体にしていきます。

鍼灸院で腸の炎症を内視鏡で確認することは出来ませんが、腸の反応はお腹や腰回りの硬さとして出てきます。施術することでその硬さの変化をその場で感じて頂けるはずです。

見えないものの変化を一緒に共有できるのが、整動鍼のいいところだと思っています。  

理解されづらい腹部症状

名古屋市西区で8月25日に「潰瘍性大腸炎・クローン病の方の就労講演会」が行われるそうです。

-平成28年度 西保健所難病講演会- 潰瘍性大腸炎・クローン病の方の就労講演会

病気と付き合いながら、どのように働いていくかを考える講演会のようです。

痛みなどと比べ他人から大変さが伝わりづらい腹部症状。

治療も大切ですが、周りの人間の理解も同じくらい重要だと思っています。

このような少しずつの取り組みでも、理解につながっていくことを期待しています。

ふくぎ鍼灸院でも、腹部症状で困っている人が多いことや、治療できる症状であることを知ってもらえるような活動を行っていきたいと思います。

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